ミイラとりがミイラに

ミイラをとりに出かけたら

THANK YOU SISTAR!THANK YOU GIRLS!

社会人になって、もうここ何年も変わり映えない夏を過ごしているけれど、でもSISTARの曲を聞けばその年を思い出すし、やっぱりどの年も他の年とは少しだけ違うみたいだ。

夏の女の子が好きだ。
いつも輝いてる彼女たちの、等身大で健康的なハツラツとした美しさが、さらに輝きを増す季節。

人を殺せそうなほどのピンヒールをコツコツ鳴らし堂々と歩き歌い踊る姿の、なんとかっこいいことか。私も女の端くれだから分かる、あのヒールが歩くことすら困難なこと。冬には少しぽっちゃりして、カムバのたびに血のにじむような生活で綺麗な姿を見せてくれる彼女たちの、女の子のリアルと、決して真似できない覚悟に生命力をもらって。

変わることがこわい。永遠を信じているわけではない。年を重ねるのがこわい。成人を過ぎ20代半ばまで、同年代の彼女たちの、かっこよくてかわいくて自信に満ち溢れた姿は、憧れ……というかもはや救いだった。「女の子のミカタ」を体現したような、かわいくてかっこよくて、やっぱりとびきりかわいい女の子たち。

働き出して、結婚や出産をする友だちも増え、前のように集まれないことはどんどん増えるし、そうなると会えた時の話題にも気を使うようになった。ついこの間までは一晩中くだらない話で盛り上がれたのに。

そういう「自然の摂理」に少し寂しくなって、集まればいつでも最高にハッピーな4人を見て、私も変わらずにいられるような気がした。


ずっと4人でいてほしかった。活動しなくてもいい。ただ、例えば結婚して子どもが産まれても「変わらない4人」を見たかった。勝手だけど。ずっと女の子でいていいし、女の子だって変わらなくていい、変わらないでいられるってこと、SISTARに見せてほしかったのかもしれない。超勝手だよね。

 

彼女たちはいつも前向きで楽しくてかっこよくて、かわいかった。そんな彼女たちが言う「前向きな解散」を信じていたいし、用意してくれた「最後」を目一杯楽しみたい。2017年5月31日、ラストカムバック。最後まで筋の通った優しさをくれて本当にありがとう。

 

THANK YOU SISTAR

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何年たっても、一緒に過ごした時間を、夏を、ずっと忘れない。いつか、30代、40代……4人がまた一緒に歌う日を、変わらない4人の姿を夢見るのは、許してね